余計なスピードはいらない

eightのblackさんが好き

関ジャニ∞が進む道

何で関ジャニ∞は困難な道ばかりを歩かされるんだろう。

 

 

私は、それぞれのグループに歴史と物語があるところが、ジャニーズの面白さだと思っている。それにしたってエイトの物語には困難が多すぎるよ…

もう今までだって十分物語は完成されてて、後はみんなが笑って幸せになるハッピーエンドに向かうしかないと思ってたのに…

仲間と出会い、バッキバキに尖ってたジュニア時代からの仕事が無くなった不遇時代。そこから再び仲間と集まり、夢に向かって一致団結したところで仲間との別れ。更に結束を固めてがむしゃらに頑張り、ライブで経験を積んで力をつけて、着実にファンを集めてきた。それが徐々に認められて、最初は関西色満載の曲ばかりだったのが、ジュニア時代からの武器であったバンド曲のシングルを出せるようになり、世間にもその人気と実力が知れ渡るようになった。今やテレビにラジオにCMに大忙しで、テレビで見ない日はないくらいに引っ張りだこ。音楽面でも著名な方々からの楽曲提供して頂いたり、セッション・コラボして頂いたりして、世間からも業界からも注目される存在になった。

……こんな完璧なサクセスストーリーある?もうこのストーリーに谷はいらなくない?もう登りつめるしかないよね?

なのにどうして…

という思いが止まらない。

 

 

この茨の道の始まりはすばる君の脱退報道からだった。

はじめこの記事が出ると知った時、いやいやそんなん誰が信じるかよ、しかもよりによってすばる君?馬鹿なこと言うなよ?誰よりも関ジャニ∞を愛してるすばる君に限って、それは1番ないわ、と思って心の底から1ミリも信じなかった。

だからあの日、FCからメールが来た時、胸騒ぎが止まらなかった。

その日はちょうどFCでメッセージが公開される時間から美容院に行く予定が入っていた。何でこんなピンポイントで美容院なんだと思いながら、不安な気持ちを抱えながら支度をして、髪を切られながらずっとすばる君のことを考えてた。

そして美容院が終わって、外に出た瞬間Twitterでその内容を知り、一気に血の気が引いた。そこからは一切何も見ないように、とりあえず家にすぐ帰って一刻も早くFCのメッセージを読もうと思って、一目散に家に帰った。

そこですぐにFCのメンバーのコメントを読んだ。そこでやっと涙が溢れてきた。あんなに声をあげて泣いたのなんて久しぶりだった。

関ジャニ∞から誰かがいなくなるなんて、それがすばる君だなんて。本当に夢にも思わなかった。もし万が一関ジャニ∞がジャニーズを辞める日がきても、みんな一緒に辞めて、関ジャニ∞はずっと永遠に7人一緒だと信じて疑っていなかった。

それぞれのコメントもらしさが溢れていて、それぞれがすばる君の事が大好きでだからこそずっと一緒にいたい気持ちと応援したい気持ちが入り混じっていて、涙が止まらなかった。

その後、会見の映像も見た。そこにもそれぞれが自分の気持ちをしっかり自分の言葉で話してくれていて、また更に泣いた。何より横山君の涙が1番堪えた。

 

あの日からずっとすばる君のいない関ジャニ∞が全く想像できないまま、GR8ESTが発売され、レギュラー番組で続々とすばる君最後の出演日が発表になり、ここ最近はずっと、ツアーが始まる楽しみと、でももうすばる君はいないという悲しみとで、エイトのことを考えてもぐるぐると複雑な思いでいっぱいだった。

 

そんな中今日の安くんのFCでのメッセージ動画。

またFCからいきなりメールが届いて、胸騒ぎがした。

そこで語られたのは、去年病気が分かり手術をしたこと、会見を欠席した怪我とその現状について。

まさか安くんが手術までしてたなんて、そんなこと1ミリも感じさせないでライブも舞台もテレビ収録もこなしていたなんて…  本当にびっくりした。

今はただただ安くんの体が心配で。新しい関ジャニ∞のスタートだから、ちゃんとeighterの前に立ちたいと言ってくれる気持ちはすごくすごく嬉しい。でも本当に無理だけはしないでほしい。無理して踊ったり走らなくていいからね、ただただそこに居るだけで十分だからね、って伝えたい。

 

 

それと同時に、どうして神様はこんなにも関ジャニ∞に困難を与えるんだろうと思う。

そりゃすばる君は自分で自分の道を考えて、歌という道を選んだわけだけど、もういろいろ重なりすぎて、どうしてこのタイミングでそう決断させてしまったのだろうと思わずにはいられない。安くんの骨折だって、どうして今?ってどうしても思ってしまう。もう十分関ジャニ∞は山あり谷ありな歴史を持ったグループだよ?どうして神様はまだまだ困難をこんなにも沢山背負わせるの?

そう思わずにはいられない。

 

 

でも私が大好きになった関ジャニ∞はいつだって前を向いている。

谷底だろうと崖っぷちだろうと、いつだって立ち向かって這い上がって、そこからさらに大きくなってきたグループだ。1人1人決して強くて明るい人たちではない。みんな弱くてだめだめなところもある。でもそんな彼らが仲間という強い武器を持って、みんなで一緒に戦ってきたからこそ強くて明るいグループになった。私はそんな彼らが大好きなんだ。

関ジャニ∞を見てると元気になれるのは、彼らの明るいキャラクターだけじゃなくて、そういう困難をきちんと乗り越えてきた強さを感じられるからなんだと思う。人それぞれ生きてれば程度の違いはあれど、良いこともあれば悪いこともある。彼らが私たちと同じように良いことも悪いこともありながら、がむしゃらに頑張って、そして乗り越えた経験そのまんまをダイレクトに曲やパフォーマンスで伝えてくれるから、しっかり元気を与えてくれて背中を押してくれるんだと思う。

私の好きなグループはそういうグループだ。

 

 

実はたまたま今日、見れていなかったテレ東音楽祭とよこすばのニブンノエイトの動画を見ていて、ああすばる君の最後はちゃくちゃくと近づいているんだ…と思ったり、でもそんな悲しみの中でも音楽祭のエイトはみんな笑ってたし、横山君もきちんとすばる君を送り出そうとしていて、ああやっぱり

関ジャニ∞は変わらないし、そういうところが好きだなと改めて感じていた。

加えて個人的に仕事でもいろいろ言われて参っている。期待してくれているのはありがたいけど、残念ながら私はそんなに能力も高くないし、仕事に対する熱量もない。それなのに期待と責任を押しつけられて。私だっていろいろ考えながら、周りに気を使いながらやってるんだよ、数字だけで仕事を判断するな!と思ってもやもやしてた。

そんなところに安くんのメッセージ動画だったから、もう感情がぐっちゃぐちゃで、どうにかこうにかこのぐちゃぐちゃな思いをぐちゃぐちゃなりに吐き出さないと、もう心が持たないと思ったので、思わず書き殴ってしまった。

 

 

でも私は、まだまだ茨の道を進む関ジャニ∞を応援したいし、同じ景色を見ていたい。そしてまた強くなった関ジャニ∞から元気をもらって、すばる君が最後に作ってくれた歌のように、ただただ生きていたい。