余計なスピードはいらない

eightのblackさんが好き

関ジャニ∞NEWアルバム「ジャム」のここが好き

 

ジャムが発売されてもう2週間近くたち、毎日のようにジャムを聞いています。

 

今回初回が2パターンと通常盤の3形態。いつもは初回を買って、しかも2パターンあって特典映像だけ違ったらその映像の気になる方だけ買って、通常はレンタルするのが定番でした。でも今回は初回にユニット曲が分かれて収録されてる上に組み合わせも年上組と年下組、さらに通常盤にしか収録されない曲がある、しかもメンバーが作った曲ときたらもう全形態買わせようとしてるとしか思えない!迷った末、全形態買いましたよね。

 

 

でもこれ全形態買ったの大正解!!!

ユニット曲も通常盤の曲もすごく良かったし、特典映像もどちらもタイプが違う魅力が満載で、これは全部聞き逃せないし見逃せない作品でした。

 

 

ということで今回はジャムの収録曲についての感想、もとい私の好きなポイントについて。全曲書ければいいけど、書き出すとキリがないので、特に気になる曲について書きます。

 

 

1.DO NA I

まず歌い出しが横山さんー!!

「おれの好みのYOUとYOU」って、いしわたりさん確実に横山さんにここのパート歌わせようとして書きましたよね!? 大正解です。

 

まあこの曲に関しては、関ジャムで作詞のいしわたりさんと作曲編曲の蔦谷さんが制作時の思いやイメージ、過程を余すとこなく話してくれているので、それが全てなんですが、お二人とも関ジャニ∞にこんな歌を歌ってほしい、こんな関ジャニ∞を見たい見せたいという思いをもって曲を作ってくださってるのが、曲を聞いて強く感じます。

もうこの曲を聞く前に全ての人にあの回の関ジャム見てほしい!本当に関ジャニ∞愛されてる!あといしわたりさんからの手紙が本当に素敵で、作詞される方だから言葉の選び方が丁寧で的確。最後の曲名にかけたコメントも遊び心があって、本当に素敵な方だなあと思います。

 

個人的に好きなポイントはサビのtonightとドナイをかけてるとこで、ドナイの繰り返しのとこ、「ド・ナ・ナ・ナ・イ・イ」って、イを2回言うところがなんだかおしゃれだなあと思って好きです。

基本的にそれぞれのソロパートは、メンバーに合ってるなあと思うけど、特にすばる君パートの「間違いの恋でも素敵やん」も好き!ここはぜひすばる君にって指定した蔦谷さん、大正解です!!

あとこの曲で特に感じるのが、横山さんの歌い方が変わったなあということ。それまで横山さんの歌い方って、普通に歌う以外だとがなりぐらいしかなかったようなイメージだけど、ジレッタを経験してからか、遊びのある歌い方を身につけたってかんじ。具体的には冒頭の「おれの好みのYOUとYOU」の最後のYOUのとこと、「まじでちょっとドカンと言い過ぎとちゃう?」のちゃう?のとこ。本当に横山さん歌うまくなったね...

 

 

 2.えげつない

まさにえげつない曲作ってくれたよ、岡崎体育!絶対ライブで聞きたい曲です。

 

この曲で印象的なのはやっぱりラップバトルだと思います。組み合わせもちゃんと考えてくれたんだなあというのが分かります。

最初のくらやすが見事にラップバトルというかんじ。よこすばもいいんだけど、2人の場合文句の言い合いってかんじ← でも横山さんの「いやいやいやいやちょいまてちょいまて」はかわいすぎるし、すばる君は関パニの早口言葉でも思ったけど、やっぱり聞き取りやすい。

 安くんのラップがゴリッゴリの巻き舌で、ガラの悪さ全開。きっと喧嘩になったらエイトで1番恐いのって安くんなんだろうなと思ってしまいました。多分エイトのメンバーってもしジャニーズじゃなかったら、みんな結構やんちゃだっただろうなあ(特に三馬鹿)と思うけど、安くんって普段のふわふわなイメージに隠れて意外とそういうとこあるよね。結局みんなジャニーズ入って関ジャニ∞になってくれてよかった!←

 

 ラップバトルで持ってかれるけど、サビのメロディーもキャッチーで耳に残りやすくて好き。あと、エイトを偏西風に例えてからの「一筆で描いた2つの円は大体円になって乱気流を越えていくんだ」っていう歌詞がエイトのイメージに合っててすごく好き。

 

 

3.S.E.V.E.N転びE.I.G.H.T起き

THEユニコーン

言葉遊びが好きなユニコーンっぽい曲。あと単純に盛り上がる曲だなあという印象です。早くライブでワンツーワンツー!って言いたい!

ただ最初のアルファベット言うとこ、かなり言いづらい! 勝手に仕上がれの関ジャニをアルファベット言うとこも最初全然覚えられなくて、その時のツアーで1回目は全く言えなくて悔しかったから必死で覚えて、2回目は完璧に言えてすごく楽しかったのとやったぜ感がすごかったの思い出した(笑) 

今回はちゃんと最初から言えるようにしっかり覚えていきます←

 

 

 5.青春のすべて

これほんと水野さん節ってかんじ!サビの細かく音が動く所とかほんといきものがかりっぽい!亮ちゃんもレンジャーで書いてたけど、聖恵ちゃんバージョンも聞いてみたい。というかむしろ想像できる。

映像先行だからPVの綺麗な映像とぴったり合う綺麗な曲。ある程度年齢を重ねたエイトだからこそ歌えるし作ってもらえた曲だなあと思います。

 

 

4.生きろ

これね、本当に沁みる。

夢や希望なんかなくてもただ生きてるだけでいいんだよね。

夢や希望は無いよりあった方がいいのは百も承知。でもいつだってそんなものあるわけじゃない。小さい頃はもちろんだけど、大人になってからもやりたいこと、夢や希望って聞かれ続けるから、なんか夢や希望もなくただなんとなく生きてるって悪いことみたいに思われがちな気がするけど、そういう時があってもいいじゃないかってすごく背中を押される曲。世の中の応援ソングって、むしろ夢を持って、その夢に向かって諦めずに頑張れって曲が多いと思う。もちろんそれも大事だけど、みんなに響くわけではない。そんな中現れたすばる君流の応援ソング。私もそれなりに歳をとって、まあ昔からあれやりたいこれやりたいっていうのが無い子供だったけど、ますます私のやりたいことってなんだろう、これからの人生どうなるのか、このままでいいのかとか悶々と考えるようになってきて。でも考えるだけで答えは出ず、だらだらと現状維持ってかんじになっていて。そんな中現れたすばる君流の応援ソング。すごく沁みた。とりあえず生きてればいいんだよね。きっとこれからも道標になってくれる曲だと思います。

そんな曲をすばる君が作って関ジャニ∞が歌う世界。この時代に生まれて良かったー!

 

 

5.Traffic 

ただただかっこいい!亮ちゃんは自分が思う確固たるかっこいいを持ってて、形にするのが上手だなあと思います。あとほんとバンドスタイル好きだよね。

楽器や歌のユニゾン部分で、車で走ってる時の疾走感が表現できてて、自然とノってしまう曲です。

レンジャーで亮ちゃんが、演奏重視にしたから大倉君と丸ちゃんの歌うパートが少ないって書いてたけど、全然気にならなくて。レンジャー読んで聞き直したら確かに普段に比べると少ないなあと思ったけど、同時に横山さんのパートも少なくないかということに気づいてしまった(笑) でもその分トランペットで活躍してくれそうです。

まあそもそもそんな歌割りとか気にならないくらい単純に曲がいいんだよね。やっぱり亮ちゃんのかっこいいはかっこいいよ!

 

 

6.ノスタルジア

この曲本当に好き!アルバムの中で1番好きな曲!

なにより爽やか!この爽やかさが年下組の歌声に合ってる。歌詞に合わせたスタッカートぎみな歌い方がまたこの爽やかな曲にぴったり。また蔦谷さんのアレンジがすごく良い。関ジャム見たかぎり、蔦谷さんのアレンジって後付けなんだろうけど、4人の歌声聞いて、この爽やかなアレンジにしたのかなあ~とか、普段アレンジのこととか全く注目しないけど、そんな想像を思わずしてしまうくらい、後ろで鳴ってる音も綺麗で大好き!

特に1番のサビの安くんのソロがすごく良い。ちょっと癖を押さえた歌い方なんだけど、しっかり思いを乗せた歌い方で、思わず泣きそうになります。

歌詞もまた素敵!サビの韻を踏むまではいかないけど、母音を揃えた言葉を畳み掛けるように持ってきていて、込み上げる思いが伝わる。

もともと関ジャニ∞全員の曲として候補にあった曲だけど、これは4人のユニット曲にして大正解!!すばる君の声って特徴あるし、ひなちゃんもどちらかと言えば地声に近い歌い方だから、メッセージ性の強い曲とか勢いのある曲には合うんだけど、この爽やかな曲には合わなかっただろうなあと思う。

正直ユニットは三馬鹿のユニットを楽しみにしすぎてたから、こんなにも年下組が良い曲持ってくるなんて...やられたっ!というかんじです。

 

 

7.Answer

三馬鹿のユニット曲なんて最高に決まってると聞く前から思ってたけど、やっぱり最高な曲でした。年上3人が同じようなことを考えてる関ジャニ∞はこれからも大丈夫だと思わせてくれます。字のごとく苦楽を共にしてきた3人のまさにアンサーソングになっている。私は綺麗な部分だけでなく、泥臭く汚い部分も見せてくれる関ジャニ∞が好きなんですが、まさにそういう部分も見せてくれる歌詞です。

 

あと生きろを聞いた時も思ったんだけど、すばる君って言ってることとか歌詞に書くこととかは昔から変わらないけど、こんな明るい曲を書くようになったんだなあと思った。歌詞が結構重たい分、曲までスローだったり暗かったりすると、たぶん重たくなりすぎて聞いてられないぐらいだと思うけど、どちらも曲がちょっとキャッチーだから、すんなりと入ってくる。あとアレンジも色んな音を使って遊びが入ってるのも聞きやすくなってるなあと思う。特に私が好きなのは終わり方!ピタッと終わる音じゃなくて、上にひゅっと落ち上がるように終わる音。例えるなら、雫がぽたっと落ちるのを逆再生したみたいな音。あの音で終わるのが印象的ですごく好き。

 

それからすばる君って横山さんがトランペット始めたことをメンバーで1番喜んでるなあと改めて思った。生きろもAnswerも随所にトランペットが入ってて、ライブでどんなかんじでやるかは分からないけど、すばる君は横山君のこの挑戦を本当に誇りに思って、どんどん武器してほしいと思ってるんだろうなあと感じる。すばる君の仲間の尊敬できるとこを素直に伝えるところ、本当に好きだなあ。

 

 

 

他にも罪と夏で始まるの夏のアルバムにぴったりすぎるとか、今のダンスかわいい!とか、安くん作詞作曲の曲の言葉数と細かいメロディーさすが!とかまだまだ言いたいことは沢山あるけど、とにかく言いたいのは...

ジャム、最高でーす!!!

これまでの経験を確実に自分達のものにして、提供していただいた曲もメンバーが作った曲もシングル曲も自信を持って世間に出せる、さらにレベルアップした関ジャニ∞を存分に感じられるアルバムです。

関ジャニ∞ってどうしてもおもしろい関西のお兄さんのイメージが付いて回るし、それは最高の魅力なんだけど、それだけじゃなくて音楽もみんな真剣に取り組んで良い曲を届けたいって思いに貪欲なグループでもあるんだよってことを世間に知ってもらいたい。ジャムはそれをアピール出来るアルバムです!

どうか幅広い人に関ジャニ∞の音楽が届きますように!!